北京オリンピックドーピング問題と地域活性化

北京オリンピックドーピング問題、みなさんどうお考えでしょうか。フィギアスケートで15才のロシアオリンピック女子金メダル候補が救済された件です。あわせて、スキージャンプ女子の失格問題、韓国選手をはじめとするショートトラック疑惑の判定など、リンク外で大きな賑わいを見せていますね。

ドーピング問題は、○○問題と根本が一緒だ。よく聞く展開ですね。地域活性化問題とも根本が同じだ、といっても違和感はないでしょうか(違和感があっても良いのですが)。

15歳の少女の救済のための措置だ。というのが建前らしいですね。本人は悪くないと言ったところでしょうか。周りが悪い、確かに集団で悪さをしていたロシアは悪いんでしょうね。そこはそう思います。ただ、ロシアの選手がでて、金メダルをとったら、金メダルを取れなかった国々が文句を言いだす。これも見え見えですが、そうなんでしょうね。

地域活性化をはじめとする施策でよく問題となるのが、枠があるので、制限があるので、問題が起きることがあります。金メダルがひとつしかないので、誰がとるかで問題が起きるようなものでしょうか。みんなが頑張って正々堂々と戦ったら、誰がとっても良いと私は考えていますが、世の中はどうもそうではないみたいです。

地域が活性化するなら、誰が補助金をもらってもかまわない。そういった人が多い地方ほど、地域活性化に成功しているように思えます。ただし、補助金をもらった人が地域に金を落とせという主張ではないですよ。地域活性化が本当の目的なら、多少のプロセスが違ってもよい、という意味です(表現が悪かったかな)。

とは言え、本当に地域活性化に注力している人にお金がつくようなプロセスになったら、もちろん大歓迎です。そんな施策を一緒に考えていきたいものですね。ではネコ。

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