私が尊敬している(インスパイヤと言ったほうがいいのかな)えらいてんちょうさん。そのえらいてんちょうさんが書いているのが「しょぼ婚のすすめ」という本です。結婚してその後、難航人生を送っている私が読んで、納得感が半端なかったです。なんとえらいてんちょうさん、出会って2週間で結婚しているんだよね。ちゃんと、結婚後も私と違って順調に行っているらしいですよ。素晴らしい。
内容はほんとに読んでほしいんだけど、単なる意見だけではなくて、ちゃんと数字も抑えていますよ。少し内容を紹介しますね。例えば、三組に一組が離婚しているってよく言うよね。とはいえ、そんなことないよねとも思いますよね。はっきり言って、結婚している人数の1/3程度の人(年間の数値です)が離婚しているということは事実です。しかし、三組に一組が離婚していると言い切ることは、間違いです。年間に結婚する人の数って、今まで結婚していた人にプラスされる数値ですよね。結婚している人の総数(確率論的な母数)ではありません。ようは、今まで結婚していた人のうちどのくらいの人が離婚したかが、離婚率ですよね。離婚率は1パーセントに満たないんですよ。驚きましたか。
でもね、きちんと数値を抑えている以上に驚きなのが、結婚して何年もたっていないのに、結婚とは何かさとっていることですね。ほんとうに人間ができていますね。そうとしか思えません。
しょぼ婚については、一回では書ききれないので何どか書きたいとは思いますが、まずは一番気になったことは、「とりあえず結婚したほうがメリットが多いですよ」というメッセージ性ですかね。結婚するメリットがないといっている若者には読んでほしいものです。経済的なメリットは確かに一人より二人のほうが受けやすいと思いますよ。ただ、自由という名のもとに独身を謳歌している人には、経済的なメリットはそんなに魅力ないのかな。その辺が少し心配です。どんなメリットがあるかはおいおい書いていきますね。長くなるのは嫌なので、まずはこんなところでしょうか。ではネコ。