「肩書き捨てたら地獄だった」という元通産省官僚の宇佐美典也さんの本を読みました。自分の能力を過信して、辞めたものの地獄だったと言いたいらしいのですが、今ひとつ実感がわきません。何せ、一日に何千いうアクセスがあるブログを運営していたと書かれていたせいでしょうね。きっと。地獄を見たとかいうけど、結局は自慢かい、読みながらそんな気分になりました。
私は一会社員ですが、辞めたらブランドとかいう以前に単なるプーだよね。辞めたら暮らしていけないなんて、誰にでもわかるよね。肩書捨てるとか、肩書があるだけうらやましいと思う人のほうが多いのではないでしょうか。
さて、肩書捨てたらというか、プーになったらどうなるんだろうね?今は仕事がいやだとか、人間関係とか心配しているけど、貧すると窮すると、嫌な人間になるとかいうよね。一時期、どんな人にも生きる権利があるから、最低限生きるための資金を税金から出そうとか言う議論あったよね。最近聞かないけど、どうなっているんだろうか?
人間関係とか仕事とかで嫌な思いをして働いている人間が多いんだから、せめて人間関係がいやになって辞めた時くらい、生活保護以外に何か生きるすべが欲しいですよね。みんなそう思わないのかな?不思議です。苦痛な毎日を生きるために生きているとか、なんだかおかしいよね。